会社に入社する時の身元保証とは?その役割は?

学校を卒業して会社に就職したり、新しい職場に転職をする場合には必ず雇用契約書を締結します。それと同時に就業規則等により、雇用主である会社と雇われる側である従業員の間には様々なルールが取り決められますが、その一つに入職前に従業員の身元などを保証するために身元保証人を求められる場合がほとんどです。


身元を保証するということは、単にその従業員の身元がどのような人間であるのかを会社に保証する立場というだけではありません。

身元を保証すると同時に、その従業員などが雇用主に対しての一般的な保証や連帯保証、金銭債務などを担保する立場としてもその役割を求められるのです。

身元保証の会社に有効な情報の紹介です。

借金などの金銭債務権に対して存在する保証人は、取り決められた金銭の支払いが債務者によって行われなかった場合に、その代わりに保証人がその金銭を支払う義務が生じます。


つまりは、特定の債務についての保証を行う為に、保証人が責任を負う範囲は明確ではっきりしているのです。



それに比べて身元保証人は、従業員などが何らかの損害を与えた場合にはその損害賠償責任も従業員と同様に負担する義務が発生する立場にあるのです。



とはいえ、将来に発生する可能性がある損害を予想することは困難で有り、身元本人の行為によって生じる損害賠償の全てを身元を保証する立場の人間が負担する立場になります。
このような背景の中で身元保証人の負担すべき責任の範囲が限定される「身元保証二関スル法律」が制定されています。この法律では保証する期間を5年間を限度としたり、従業員などが実際に会社などの使用者に損害を与える恐れがある場合等には、そのことを保証人に知らせる必要がある事なども明記されています。
とはいえ、身元保証人を引き受ける際には、その責任をしっかりと自覚した上でその立場になる事が大切なのです。